2011年10月24日月曜日

掲載情報 ”FIGARO japon 12月号 別冊enfants”

FIGARO japon 12月号 別冊enfants 5ページにtokyo baby cafe でのアートレッスンをご紹介いただいています。
tokyo baby cafe では基本的に第一、第三木曜日15時~16時30分
に3~6歳の子供を対象にアートレッスンを行っております。
レッスン料は1回/5000円(保護者の方のカフェ利用料込み)
毎回定員は8名です。

ご予約はtokyo baby cafe 03-5474-8281までお問い合わせください。

レッスンの模様はtokyo baby cafeブログでご覧いただけます。

レッスンの流れとしては大体45分くらいかけ前半の立体等の制作(毎回テーマは異なります)
休憩して後半自由に絵の具などでお絵かき、という流れです。


次回は11月3日木曜日15時~です。
”オリジナル人型ロボット”を作ります。
ご参加お待ちしております。

2011年6月27日月曜日

犬の形の山

6歳児作品 紙粘土、木、ラインストーン、砂、模型用パウダーなど 高さ約23cm

「山」というテーマで、紙粘土で自由に形を作り絵の具で着色、砂やジオラマ作りで使うパウダーなどを降り掛け、リアルな山肌を制作してみました。生えている木は実物の枝を短く切り、ボンドを付けこれも模型用の、緑色の細かく切ったスポンジを貼りつけています。


粘土で山を作るというのは、簡単なようで、山という存在自体に様々な形、大きさや色があり全体を把握することが難しいために抽象的な存在でもあります。

絵で置き換えると、紙の真ん中に大きく殴り書きをし始める段階の子に、粘土を手渡すと山のように積み上げてます。

この作品の制作過程でははじめ粘土を積んでいき、そこに登山ルートのようにまず道を付けていました。その後粘土の塊がぐにゃりと曲がった感じを犬の顔に見立て、耳や鼻を作っていきました。

粘土の乾燥後、絵の具で色を付け、砂などでリアルに山肌を作っていくと、犬でありながら山、山でありながら犬、という不思議な作品に仕上がりました。

単に積み上げた山というよりもう少しリアリティを実物に求めた先が犬であったところが面白いと思います。この子の家では実際に犬を飼っているそうで顔などは実物に基づきます。

いくつか5、6歳の子の山の作品を見ましたが、テレビで見た富士山や、実際に登った高尾山など、実物を参考にしようとし始める年齢でもあります。写生を意識的に開始する年齢ともいえるでしょうか、

人の顔に見える石や、木などを見つけることがあります。自然の作用の結果偶然にそう見えるものが出来上がるのですが、この犬の山の作品は自然の作用を意識的に作り上げようとしているところが、とてもおもしろいのではと思います。

2011年6月14日火曜日

sesame7月号


雑誌sesami7月号 ”行って良かったお気に入りスポット59”において
アンダーセン多胡美吉子さんのお勧めとして、ダイ先生のアートレッスンご紹介いただきました。
写真は先日行った野外イベントでのものです。

アンダーセン多胡さんは、こどマークにて北欧子供服の輸入販売をされています。
とても素敵な子供服、中間色の色使いが特徴的です。ぜひサイトもご覧ください。



じめじめお天気が続きますがみなさまお体ご自愛くださいませ。

2011年4月26日火曜日

エッチングいろいろ

5歳児制作エッチング ドラえもん、ぞう、ロボットなど、サイズB4

スチレンペーパーという板状の固めの発砲スチロールの表面に鉛筆やボールペンなどで絵を描きます。
描いた線の部分はへこみます。板全体にローラーでインクを付け、紙を載せ、バレンでこすって転写すると、線の部分はへこんでインクが付かないため白く抜け、描いていない余白の部分に色が付きます。

自分の描いた絵に偶然の要素が加わり予想の付かない形で変化する、という経験は版画ならではと言えるでしょう。繰り返しと一つの版から同じ絵はいくつもできるけれど、どれ一つとして同じものはないという不思議さも子供を引き付けます。

5歳児制作 魚 サイズB4

刷ることを繰り返す中で、偶然にできた色のかすれや、にじみなどを意図的に作り出すことはできないかと子供たちは試み始めます。



5歳児作品 仮面ライダー B4

色が混ざりあい、変わる絵の印象。絵の出来上がりを構成する要素が線と形だけではなく、色やその配置といった選択の要素と、多くの偶然によってできていることを版画の制作からは理解することができます。

5歳児作品 鏡に映る女の子 B4

この作品では画面右の緑色の部分が鏡に映る姿、赤の部分が実像、黄色の部分がお化けらしきものがのぞいている、
という場面だそうです。色とストーリーがうまく関係付けられています。

写すだけで出来てしまう。絵を描くなんて簡単じゃないか、と思ってもらうのも大きな目的だと思います。






2011年4月22日金曜日

てんとうむし柄の自分で作る紙管こどもイス

無印良品で販売されている「じぶんでつくる紙管こどもイス・大」を5歳の子と制作してみました。
まずは紙管を木工ボンドで貼り合わせ組み立てます。組み立て法はとてもシンプルですが、説明書がもう少し子供に分かりやすいと、もっと子供だけで作れる部分が増えるのではと思います。
途中ボンドが乾くまで待つ(10分~1日)という行程が完成まで、3度あります。強度を持たせるにはとても重要なことですが、子供ははやく座ってみたくて仕方ないので待つのは大変です。

充分に乾燥させた後下地をローラーやはけで全体に塗ります。塗りながらどんなデザインにするか考え、てんとうむしデザインに決定。
全体を赤に塗ります。上下横、裏側と向きを変えながら塗っていきます。 

型紙やびんの口を利用し、鉛筆で丸を描き、黒の絵の具で塗っていきます。
最後に背もたれ部分に目を付けて、シールで飾り付けして完成です。
楽しげなイスになりました。全体にペイントしたので制作期間は2日くらいになります。自分でつくって本当に座れるのはやはりテンションが上ります。絵の具が乾くのを待ちきれない様子でした。

2011年4月11日月曜日

野外でもアート

暖かくなり、 桜も開花、公園でお花見を兼ねたアートレッスンを行いました。
今回は”平面的だけど立体なポートレート帽子付き”を作りました。
素材は発泡スチロール、紙、毛糸。リボンなどです。

 外だと気が散りそうですが、しばらく走り回ってから制作すると子供はとてもよく集中します。
ベースに色を塗り、顔を作り、髪の毛を付け、帽子を作りと、1時間ほど3~4歳の子供たちが頑張りました。

制作のあとはみんなでお弁当を食べ、再び遊び、絵本を三冊読む長めの読み聞かせタイム。
やはり野外での子供ののびのび具合は格別です。

野外イベントも各種企画実施いたしますのでお問い合わせください。




2011年3月19日土曜日

桜もそろそろ


桜のレリーフ 3歳児作品 サイズB4 スチレンボード、綿棒、絵の具、グリッター等

一昨日時間ができたので、渋谷のBunkamuraミュージアムにて”フェルメール「地理学者」とオランダフランドル絵画展”を見てきました。レンブラント、ブリューゲル(父、子)等もありかなりの見応えです。開館時間が短くなっています。お出かけの際はご確認を。

静かな館内には、意外にも多くの絵画に見入る人々。互いに声をかけることはありませんが、同じ場所で同じ絵を見入る時間をひと時共有することで、一人ではないことを感じ入ることで、自分の不安は少し和らいだように思います。今回出品されていた作品はすべて17世紀中ごろのもの、すごく長い時間の流れの中に思いをはせることは、心を落ち着けるようです。

今週いくつかのおうちに伺いましたが、不意におとづれた非日常で上がっていた子供たちのテンションもあまり外に出れないことで、エネルギーの出先を求め迷っているようでした。

もちろん来週もレッスンは行っております。キャンセルもありスケジュールも余裕がありますので、
いつでもレッスンご相談ください。

来週末あたりにひとつ何かイベントができたらと思います。桜がそろそろ咲きますので野外にいければ良いですが、心配な方もいらっしゃるかと思いますので、室内の方が良いかもしれません。そのあたりご意見伺えれば幸いです。

では

2011年3月16日水曜日

レッスンやってます

3歳児作品 家族とパン、アイスクリーム 紙粘土 大きさ約30×20cm  

皆さまいかがお過ごしでしょうか?
地震のショックからあっという間の五日間だったように思います。
日々続くつらい現実を伝えるニュースが日常になりつつあり、
気持ちの支えが揺らぎそうになります。

昨日朝、停電と電車の運行の確認であたふたしていると、私の住む部屋の裏にある中学校から
テニス部の朝練習の声が聞こえてきました。まさかと思いましたが中学生はいつも通り練習していて、そのいつもと同じ加減に驚き、自分がいかに動揺しているのか思い知りました。その後いつもとは違う駅に向かう道すがら、ランドセルをしょった小学生が防災ずきん片手に、おしゃべりしながらニコニコ顔で登校していました。いつもと同じであることの力強さを、ずるずる歩く小学生の姿から強く感じました。

その後3軒のおうちを回りレッスンをしてきました。幼稚園などもお休みになっているところもあり、外にあまり出れないことに少しストレスを感じているようでした。その子の年齢なりに状況の深刻さというのは理解しているようで、地震の話題に触れることを避けている様子も感じ、なんだかけなげでつらくなる半面こんな時だからこそ、アートに没頭できる時間をいつもと通り届けていこうと強く思いました。

アートが作ることが子供にとってどんな作用があるのかは、一人一人違うと思いますが、こういった心理的にストレスのかかる時にこそ想像の世界に没頭するということも必要ではないでしょうか?






というわけで
昨日よりレッスンを再開しております。
電車もなんとか動いておりますので、一人でもどこへでも可能な限り伺います。

小さなお子さんのいるご両親の心配は並大抵のものではないと思います。
もし気持ちに少し余裕ができたらご一報ください。

レッスンご用命は右上写真下のアドレスまでご連絡ください。

では
明日17日のTokyo Baby Cafe でのレッスンはお店が臨時休業に入り、中止になりました。楽しみにしてくれていた方すみません。次回4月7日の予定です。




5歳児作品 ゴリラ 紙粘土、絵の具 約20cm

2011年1月28日金曜日

鬼が集合

鬼のお面 段ボール、絵の具、波型厚紙など、 3~4歳児制作

赤、青、緑、紫、の鬼たち。戦隊物の集合シーンのようでもあります。
一瞬で姿の変わるお面はやはり子供のテンションを上げます。

一般的に鬼は赤か青というイメージがあります。私の経験からですが、年齢が低いほどその基準にはとらわれず、大体6~7歳を境に赤または青の鬼を作る傾向があるようです。


お面を作るワークショップは来週2月3日木曜日にTokyo Baby Cafe でも行います。
 時間15:00~17:00
 参加費5000円(カフェ利用料込み) 
 年齢は3~6歳 
となります。詳しくは上記リンクをご覧ください。

ご予約は Tokyo Baby Cafe 03-5474-8281

までよろしくお願いいたします。

2011年1月10日月曜日

本年もよろしくお願いいたします。

ウサギの 羽子板 大きさ約40cm スチロール球、段ボール、厚紙、絵の具など 5歳児制作

昨年はとてもたくさんの子供たちと制作することができました。訪問型の少人数アートレッスンもなんとか形になってきたように思います。今年も一人一人の記憶にじんわり染み込むアート制作体験をお届けしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

凧(しましま猫) 大きさ約60cm 和紙、竹、絵の具、5歳児制作


新年に教えている子から、凧を作りたいとリクエストの電話をもらい早速作ってみました。とても簡単にできる六角の凧です。結構飛んだようです。

歌うスマップ クレヨン、グラファイト、画用紙、 サイズB3 、5歳児制作

年末のテレビで見たスマップを描いた絵です。踊っている感じがよく出ています。音が聞こえてきそうです。でもまだメンバーの名前はわからないとのこと。頭上の小さな丸はスポットライト。



本年から第1と第3木曜日にTokyo BabyCafe にてアートレッスンを行うことになりました。
年齢3~6歳、時間は15:00~17:00です。

ブログリンク欄にもお店のリンクを貼っておきます。素敵なお店です。


レッスンにご興味ある方ぜひご参加ください。