バラ 樹脂粘土、絵の具、スチロール、 約15×20×15cm 9歳
固まるとプラスチックのようになる樹脂粘土は、花を作るのに向いています。のし棒で伸ばし、ハサミで切って花弁を切りだし、重ねながらスチロールの芯に貼りつけていくと、バラの出来上がり。
花弁の縁の曲げ具合がお花らしさを演出します。9歳くらいになると、こういったニュアンスも表現可能になります。しかしこの作品をおもしろくしているのは、やはり色です。形は実物に迫り、色は想像の世界にイメージを広げる。鈍い緑の葉っぱが多色使いのバラをぐっと引き締めています。
リアルさとは何なのか、思考を喚起する作品です。
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